History

LEO COAT 誕生物語

始まりは偶然の一言から始まりました。

「それ、油入っているから、良くないですよ」

ワックスをかけていた時に後ろを振り向くと、初老の男性が立っていました。
白髪交じりで朗らかな彼は、そう言って私に話しかけてきました。

話をすると彼の仕事は、自動車コーティングメーカーの研究開発責任者とのこと。
ワックスの油脂分は酸化して塗装を痛めてしまうことや、オイルについても鉱物油より化学合成が良いと言われるのは、酸化による劣化が少ないからと教えてくれました。

当時、コーティングについて無知な私に、そう言って手渡されたポリマーコーティング剤を使用すると、少しさめかけた赤いボディーは赤が冴え、手触りもスベスベで柔らかになり衝撃を受けました。

この経験から、コーティング剤に興味を持った私は、彼の工場に遊びに行って詳しく話を聞くようになりました。
彼の会社は20年以上前にガラスコーティングの製造を始め、プロショップやカーディーラーに卸し業を営んでいるとのことでした。
そこで私はプロショップやカーディーラー専用のガラスコーティング剤や粘土バフ、洗剤を少し分けてもらい、施工方法も教えてもらいました。

プロショップが行う洗車からガラスコーティングまでの工程は、手間のかかる内容で、特に研磨作業は数万円から10万円前後のポリッシャーが必要とのことでした。
さすがに手が出せないことを話すと、粘土バフによる下地処理を丁寧に行えば、研磨作業がなくても仕上がりは段違いに良くなると教えてくれました。

休みの日に、彼から手渡された粘土バフと洗剤を使用して汚れを除去し、ガラスコートとポリマーコートを施工したところ、前回のポリマーだけを施工した時より明らかに深みと手触りが向上しガラスコーティングの実力を体感しました。
雨の日に付く汚れは減少し、ついた汚れも水洗いで難なく落とせるようになりました。

ガラスコーティングの効果を実感した私は、彼のもとでさまざまな話をするうちに、コーティング剤のことだけでなく、コーティング業界のことも教えてもらうことになりました。
特に、現在市販されているガラスコーティング剤のほとんどが、プロ仕様の物に比べて濃度が薄いという事実は大変興味深い話でした。
十分な施工知識を持たずに施工すると失敗してしまう製品や、原価を安く済ませたいメーカーの事情、プロショップやカーディーラーと同等の物を市販するとプロショップからクレームが来ることなど、そういった業界の慣習があるとのことでした。

私は、このプロ仕様の良質なガラスコーティングを、広く知ってもらって手軽に体感してもらいたいと考えるようになりました。
こんなに良い体感が得られるものが、あまり世間に知られていないと思ったからです。
とはいっても、当時全く素人の私にとって、コーティングの販売は未知の世界。やはり彼に相談することになったのですが、ハードルは高く、勉強の日々でした。

ありがたい事に、長年のガラスコーティングに関わる資料と、分からない事を質問すると丁寧に詳しく教えてもらうことができました。本当に感謝しかありません。
勉強する中で気付いたことは、薄めた物よりプロ仕様の高濃度コート剤だと簡単に施工ができるという事実でした。濃度が薄いとムラになりやすく、拭き上げも苦労します。

被膜を形成するタイプのガラスコーティング剤は、薄めると硬化に時間がかかるため、拭き取り作業でクロスに付いてしまい被膜が薄く痩せてしまいます。
ガラス成分が塗装面に浸透するタイプは、濃度が薄いと均一に乗らず、ムラになりやすくなります。
ここで私は薄めていない原液100%の提供が理想的と確信を持ちました。

パッケージの内容については、検討に検討を重ねました。
手にした方がどなたであっても、高品質なコーティングをDIYでできるようなセットにしなければなりません。
簡単で、効果が高いセット内容を検討する必要がありました。

選択できるコーティング剤は無数にあり、調合内容も変わります。
さまざまな液剤を試行錯誤した結果、最終的にガラスコーティング剤は、失敗しにくく施工も簡単な浸透するタイプのガラスコーティング剤を採用することにしました。
さらに、撥水性と防汚性を持った高機能ポリマーコーティングをオーバーコートすることで、極上の仕上がりを得ることができます。
こういった理由から、2層コートのセットにすることにしました。
(LEO COAT販売当初は2層コートのみ販売していましたが、現在ではSUPER LEO COATにて高濃度の被膜ガラスコーティングを追加した3層コートも提供しています)

見落としがちではありますが、コーティング施工を行うにあたって、下地処理は重要です。
この下地処理もトラップ粘土や鉄粉除去剤が主流ですが、トラップ粘土は施工に時間がかかり過ぎます。また、鉄粉除去剤は臭気がひどく、扱いを間違えば塗装を痛めてしまいます。
そこで高価ではありますが、プロショップでも使用されている粘土バフを採用することにしました。
この粘土バフは扱いが簡単な上に、鉄粉だけでなくタール・ピッチ・水アカも除去できるので、大変優れた一品です。
ただ、わずかに塗装面を研磨するので施工による傷が心配です。そこで、研磨傷を軽減できるよう粘度の高い洗剤を合わせることにしました。
さらにマイクロファイバークロスも、出来る限り毛が抜けにくく、きめの細かい物を採用しました。

勉強や試行錯誤の長い道のりではありましたが、これでパッケージの内容を決定することができました。
ブランドのネーミングは、思案の結果、LEO COATに決定。
LEO=獅子=ライオンのイメージと、COAT=コーティングを組み合わせた造語です。
ライオンのような強さと美しさで、愛車を保護するイメージで命名されました。
こうしてブランドの名前も決まり、ブランドデザインやパッケージは幅広く活躍されているデザイナーに依頼。

このようにして「LEO COAT(レオコート)」は生まれました。
LEO COATは、世界中の乗り物を美しくしてオーナーをハッピーにし、世界をもっと楽しく彩ります。

LEO COAT

New Generation Super Glass Coating