スクラッチ試験

ガラスコーティングの品質は原料の差によって大きく決まります。LEO COATは、その高品質な原料を最大限に活用し、効果を引き出します。

私たちは、横浜市工業技術支援センターでLEO COATの「スクラッチ試験」および「ボールオンディスク試験」を行いました。この試験の目的は、最新のデータを取得し、自社製品の品質を再確認することです。

横浜市金沢区にある、横浜市工業技術支援センターが入居する金沢ハイテクセンター外観です。
過去のデータではなく、最新のデータを取り、自社製品の品質を再確認するために試験を行います。
試験には、黒く塗装されクリアコート仕上げのコーティング未施工の板と、コーティング施工済みの板を比較しました。
ボールオンディスク試験では、CSM-Tribometerという装置を使用しました。
この装置で1N(1ニュートン:約0.1kg)の圧力をφ6mmの鉄球にかけ、塗装面に到達するまで回転させました。
圧力をかけて、何メートル進めた時点で塗装面に到達したかを測定しながら確認します。
スクラッチ試験は、BURUKER AXS社製の摩擦摩耗試験機(CETR-UMT2)で行いました。
φ6.35mmのSUSの鉄球を移動させ、0.1kgfから10kgfの圧力をかけながら検査し、電子顕微鏡で結果をチェックしました。
この試験は、一言で言えば、物体が傷つきやすさを数値で表すものです。
試験結果
試験結果は視覚的にも明らかで、LEO COATを施工したものはキズが少なく、塗装が剥げることもありませんでした。その一方で、施工していない塗装面はキズや塗装剥げが大きく目立ちました。
試験結果は公式な報告書にもまとめられています。ここに記載された情報をわかりやすくご説明しながら、どのくらい自信を持って販売しているかをお伝えするために、計測時の生データも公開しております。
下地に達したと考えられる摩擦係数0.6以上に達するまでに未施工サンプルが23m であるのに対してLEO COAT施工サンプルは58mでした。 LEO COAT施工サンプルの耐久性は未施工サンプルに対し て約2.5倍となっています。(工業技術支援センターの報告書より)
未施工サンプルと比較してLEO COAT施工サンプルはスクラッチ試験の結果、スクラッチ跡が 目立ちませんでした。これは摩擦係数が未施工サンプルと比較してLEO COAT施工サンプルが低いの で表面を滑り、それにより摩耗しにくいのでスクラッチ跡が浅くなっていると考えられます。(工業技術支援センターの報告書より)
ボール・オン・ディスク試験の生データを整理したものです。
66ページ(250KB)あります。
スクラッチ試験の生データを整理したものです。
56ページ(1.7MB)あります。
硬度試験

ガラスコーティングの品質は原料の差によって大きく決まります。LEO COATは、その高品質な原料を最大限に活用し、効果を引き出します。

神奈川県立産業技術総合研究所において、「LEO COAT」の性能評価の一環として硬さの測定を実施しました。使用したのは、精度の高い薄膜硬度計、ナノインデンターです。

この研究所は神奈川県海老名市に位置しており、地方独立行政法人として独自の調査研究を行っています。
最新のデータをもとに、LEO COATの品質を継続的に確認する活動の一部となっています。
試験では、自動車塗装と同等の塗装が施された2つの試験体を使用しました。
ナノインデンテーションシステムのTriboIndenter® Hysitronを使って硬さの測定を行いました。
TriboIndenter®はBruker Nano, Inc.の登録商標です。
測定の様子は、TriboScan Quasiの画面で視覚的に確認することができます。
試験結果
報告書

薄膜硬度計(ナノインデンター)を用いて硬さ測定を実施した。

試験体は自動車塗装を模した平板試験片を使用し、LEO COAT施工済1つ、LEO COAT未施工の1つの計2検体で行った。

施工済と未施工を共に3回測定した時の硬さ平均値を比較した結果、塗装表面の硬度については、LEO COAT施工済の検体が約1.53倍大きい値となった。

(神奈川県立産業技術総合研究所 令和元年5月10日発行 産技総研第54号)

塗装表面の硬度については、LEO COAT施工済の検体が約1.53倍大きい値となった。
散乱反射強度分布

ガラスコーティングの品質は原料の差によって大きく決まります。LEO COATは、その高品質な原料を最大限に活用し、効果を引き出します。

LEO COATの性能評価として、株式会社村上色彩技術研究所で「像鮮明度光沢計」と「三次元相対散乱反射強度分布」の二つの測定を行いました。これらは、艶や深みという質感を数値で表現可能な測定法です。

像鮮明度光沢計では、視覚的な深みが認められたものの、数値的な差異は明確には現れませんでした。そこで、変角光度計GP-5を使用した三次元相対散乱反射強度分布の測定を行い、ここでは明らかな差が確認できました。

この村上色彩技術研究所は、昭和31年11月に日本電子測器株式会社色彩部から独立し設立されました。
カラー・アピアランス(視覚情報処理に関する計測器の製作など)の分野でパイオニアとしての活動を展開しています。
測定には、黒く塗装されてクリアコート仕上げの板と、コーティング施工済みの板の二つのサンプルを使用しました。
測定方法、測定するマシンについての詳しいお話を伺いました。
初回の像鮮明度光沢計測定の結果が曖昧だったため、「三次元相対散乱反射」で再測定しました。
「三次元相対散乱反射強度分布」は変角光度計GP-5で測定し、これは反射・透過体の光学的特性、心理的「つや」も把握可能な装置です。
試験結果
試験結果からは、LEO COATが色に深みを出す理由が明らかになりました。その結果はチャートで視覚的に示されています。
正式な報告書をいただきました。「深み感」が散乱光の減少によって生じることが明らかになりました。
測定結果の生データも公開します。
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